痔瘻手術から術後の体験日記

痔瘻の手術から治るまでの日記

痔瘻との邂逅 1

2020年ごろからか、正確には覚えていないですが、なんとなく、むずがゆいような感覚が会陰部に感じていたある日、心配性なわりには好奇心旺盛ななわたしは、そこを鏡で映してみたのでした。すると、肛門近くの会陰部に、楕円形の長さ5㎜くらい小さな水膨れのようなものができているではないか!

会陰部は蒸れるし、皮膚炎のようなものが出来てしまったかと少々落ち込んでしまいましたが、やがてつぶれて治るだろうと思ってました。

当時は、コロナ1年目の流行初期の盛りで、連日、在宅勤務が続いていて、運動不足がたたって、蒸れたのかなと。

それから2021年2月末ごろ、風呂上りに会陰部をタオルで拭いたとき、ものすごい掻痒感があって、思いきいり拭いたらつぶれたらしく、タオルに血が付いた、つぶれたんだなと。

それから数日後、ある日の在宅勤務中、突如、会陰部からじんじんと鈍痛が続く。不愉快なので、これはどうなったものかと鏡で映してみれば、5㎜くらいだったはずの水膨れが、2㎝長さくらいのミミズ腫れになっているではないか!

ついに炎症がひどくなったとばかりに、すぐに近隣の医者を探そうと思い立ちながら、一方で、会陰部を見せるのは恥ずかしい、軟膏を塗れば治るんじゃないか、との期待値が上回り、スギ薬局へ向かったのでした。

ネットで調べた軟膏をチョイスし、鏡をみながらミミズ腫れのところに塗って、その日はしのぎました。

翌日も続いたらいよいよ医者かなと心配性のわたしは思いわずらってましたが、なんのことはなく、朝起きたら、腫れは引いたようでした。ほっとしたものの、水膨れはつぶれても、一向に消えてなくならない。つぶれては、また出来るの繰り返し。軟膏を毎日塗ってみても、一向に水膨れは去ってくれなかったのでした。

 

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