痔瘻手術から術後の体験日記

痔瘻の手術から治るまでの日記

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

医療保険の請求

医療保険に入っておられる方のご参考までに書きます。 手術を決め、入院と手術の予約が決まったら、予め保険会社に、医療保険金の請求時、どんな書類が必要かは聞いておいた方が無難です。 わたしの場合、手術が終わり、退院前日に保険会社に電話して聞いた…

手術前日

2022年11月21日、13時の10分前。いざ、大阪中央病院へ。 入院となると、高校のときに虫垂炎の手術で1週間ほど入院して以来、もう約30年近く前のことなので、初めての感覚で、多少は気合が要った。 病院入り口の売店で言われた通り、オムツx3セットを購入し…

術後の経過

この記事を書いているのは2023年1月21日。術後2ケ月。 術創部のケアは、すでにオムツ&パッドはしておらず、ボクサーパンツ1枚。下着への滲出液のにじみはゼロ。まだ上皮化までは至ってはいないけれど、術前の健康体には戻った感覚。 これまでのドーナッツ型…

手術を受ける季節

手術を受ける季節って、痔瘻の手術を受けるとしたら、この季節がいいのではないかなって思う意味です。 わたしの痔瘻の場合、痛みはなく、掻痒感とたまに膿の出口の水膨れがつぶれて膿が出る程度だったので、生活にまったく支障なかったため、いつでも手術を…

手術を決める

2022年8月のお盆前のとある日、大阪中央病院肛門外科への紹介状をもって予約時間にいくと、ほぼ時間通りに呼ばれて、いざ診察室へ。 はじめましての先生とはご挨拶をそこそこに、経緯を説明すると、いざ診察台に横になって、下着をおろし、触診。肛門の中を…

はじめまして ~プロローグ~

わたしが体験した痔瘻の手術、術後のケア、治るまでの体験記です。 手術を受けると決めてから、いずれは体験記を公開し、ブログに書きたいと思っていたのですが、術後2ケ月経ち、術創部も落ち着いてきて、体験も積み上がり、そろそろ書ける時期にきたと思っ…

痔瘻との邂逅 2

会陰部の水膨れを発見して(記事「なれそめ Vol.1参照)、つぶれては、また出来るの繰り返し。軟膏をほぼ毎日塗っていたのに、一向に水膨れがおさまらない。 なんとしつこい皮膚炎なんだろうと思いつつ、鏡でみれば、あるときは干からびたような皮膚になって…

術後のケア ~痛みと日薬~

わたしの痔瘻の場合、術前は痛みはまったくなかったので、術後の方が大変でした。 術後当日は痛いです。めっちゃ痛いです。術創部からジンジンしてきます。それはそうです、肛門周辺の一部を切り、肛門の縁を少し切ってから縫い合わせたわけですから。しかも…

術後の備品 ~ドーナッツ型クッション ~

術後の術創部は当たると痛いです。程度の差こそあれ、完全に治るまでは当たると痛いか違和感があります。 普通に椅子に座ることが億劫になるので、デスクワークに必須なのが、ドーナッツ型クッションです! ちなみに、術後のしあわせな座り方は正座です。し…

術後の備品 ~オムツ~

痔瘻手術での術創はあえて開放している部分があります。術創(じゅつそう)、要するに手術で付いた傷です。 ちなみに、わたしはあろうことか、通常見えないところにある術創を、手鏡でみてしまったわけです。好奇心旺盛な性格がこんなところにも影響を及ぼし…

痔瘻との邂逅 1

2020年ごろからか、正確には覚えていないですが、なんとなく、むずがゆいような感覚が会陰部に感じていたある日、心配性なわりには好奇心旺盛ななわたしは、そこを鏡で映してみたのでした。すると、肛門近くの会陰部に、楕円形の長さ5㎜くらい小さな水膨れの…

手術当日

2022年11月22日、わたしは白い病室のベッドに横たわり、手術室へお呼びがかかるのを待っていました。 手術を受けるんだというどこか他人事のようにすら思っていた感覚は、薄い手術着1枚になってから、自分事として迫ってきてました。 ベッドの傍らには、断食…